学校給食

アナフィラキシー

ぜん息や食物アレルギーが原因となって起こるアナフィラキシーは、場合によっては生命に関わることがあります。学校給食が原因で、児童が死亡した例が報道されたことは記憶に新しいと思います。

東京都調布市 2012年12月
     ・食物アレルギーの小学5年女児が給食後に死亡。

 

学校において、もし、アナフィラキシーが起こった場合は、迅速な対応が求められます。

アナフィラキシーとは、
原因物質の摂取により、じんましんなどの皮膚の症状、腹痛や嘔吐などの消化器系の症状、ゼーゼーいうような呼吸音、そして、呼吸困難などの症状が、複数同時にかつ急激に出現した状態をいいます。

さらに病状が進んで、血圧が低下し、意識が低下するような状態をアナフィラキシーショックと呼びます。アナフィラキシーショックの場合は、直ちに対応しないと死に至る場合があります。

また、アナフィラキシーは、運動や物理的な刺激などによって起こる場合があることも知られている。


アドレナリン自己注射薬(商品名「エピペンR」)を携行している場合には、早期に注射することが求められます。

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